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スタッフ
<部長>
原 芳樹
医学博士
麻酔科標榜医
日本麻酔科学会指導医
佐々木 健
麻酔科標榜医
日本麻酔科学会指導医
診療活動
患者様が安心して手術を受けられる環境を作る、これが麻酔科の仕事です。
この仕事は、大きく3種類に分けられます。
患者様が「痛くない」「怖くない」状態で手術が受けられるようにする。同時に「患者様が動かない」状態を作り出し、外科医が安全確実な操作をできるようにする。
「手術自体が患者様の体にかける負担」を少なくするよう努めて命を守る。たとえば、手術中の「出血」に対する治療や、心臓に御病気をお持ちの患者様が手術を受ける際、心臓にかかる負担を減らし、危険な状態になった時には心臓を治療することなどが例になります。
麻酔は前述のとおり「手術を安全に行うためには不可欠な医療行為」ですが、「麻酔に用いる薬品」や「麻酔の手技」自体が、ひとつ間違うと生命にかかわるような危険性を持っています。麻酔科は、手術室内での人為的ミスを減らし、あらゆる手術で麻酔が「正しく確実に」行われるよう、麻酔技術に精通した医師の確保や、麻酔の指導に努めます。
今後の課題と展望
当院の麻酔科は患者様が安心して手術を受けられるよう、上記を日常業務としております。しかし残念ながら「麻酔」を含めて「100%安全な医療行為」というものは現在存在いたしません。
日本国内最近5年間の調査で、麻酔科医が勤務する病院での手術中および術後7日以内の死亡率は、10,000症例あたり年平均6.71 ( 1490症例に1症例 ) との結果が出されています。特に心臓、血管、脳にご病気をお持ちの患者様では危険性が高くなります。また、高齢であることや、手術対象疾患以外のご病気の存在も麻酔や手術の危険性を高めます。
各病院がこの数値レベルの安全を確保するためには、麻酔科学に習熟した「麻酔科専門医」を充足させる必要があります。
ところがわが国では「麻酔科専門医」が充足しておりません。特に埼玉県の「人口10万人あたりの麻酔科専門医数」は平成16年度の調査で3人以下であり、全国でも有数の麻酔科医不足地域です(東京都で5〜6人)。
当院麻酔科も現在「麻酔科専門医」は常勤1名のみですが、非常勤医の応援を得て症例の多くに専門医を配置できるようになってまいりました。埼玉県の麻酔科医不足を考えますと困難なこともございますが、全国平均レベル以上の安全が確保できるよう努力してまいりたいと考えております。
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